おすすめの画像生成AI|特徴と使い分け
画像生成AI徹底比較!GPT-4o、ImageFX、Midjourney、Adobe Firefly、Canvaの 特徴と料金を実体験から解説。文字入りの画像、アート性の高い作品、著作権に 配慮した生成まで、用途別おすすめツールと効果的な使い分け方を紹介します。 AIイラスト作成の最新情報2025年版。
画像生成AI、わたしはかなり使い込んでいます。
アート性の高い絵。
アニメ風のイラスト。
リアルな人間を描いた写真風の画像。
作れるものの幅も精度もどんどん良くなっています。
でもそもそも、どこで使えるのかわからない。
色々とありすぎて、違いがわからない人が多いと思います。
私は「これは違うな」とか手探りで使っていくうちに、
記事をかけるくらいには詳しくなりました。
自分の好みに合ったものがみつかるまで、試してみるのが良いかと。
GPT-4o|ChatGPT
今まではDALL-E3っていう専用の画像生成AIがあったんです。
ただ2023年リリースと古いこともあり、最近は「他の画像生成に劣るな」という印象が。
劇的なアップデート|2025年3月
そんな印象を吹き飛ばしたのが、今回のアップデート。
多くの人は、ChatGPTと会話するとき、意識して変更していなければGPT-4oを使っています。
文字に強い
そんなGPT-4oに、なんと画像生成AIが統合されたんです。
「だからなに?」って感じかもしれませんが、ここがすごいポイント。
GPT-4oは会話に強い。
つまり文字に強い。
だから画像生成のときに、文字を理解して作れるようになった。
私のブランド名「originalia」を入れてもらうと、かなりの確率でスペルミスする。
そんなレベルでした。
でもGPT-4oに統合されたおかげで、もはや4コマ漫画を勝手に書いてくれるレベルに。
これを機に、漫画やポスターなど、文字が大切な場面でも使えるようになりました。
制限がなくなった
さらに、ジブリ風のイラストなんかも作れちゃいます。
アメリカでトランプ大統領が就任してから、著作権とかのAI規制が弱まりつつありまして。
議論は多いものの、利用者としてはありがたく受け取りましょう。
劇的に優れた画像が生成できるようになりました。
料金
ChatGPTの無料版でも、5時間に10個は画像生成を使えるようです。
これはかなりの大盤振る舞い。
さらに月20ドル(約3000円)の有料版では、3時間に80メッセージまで使えます。
ChatGPTって、かなり多機能なんです。
つまり画像生成AI以外にも色々と使えるのに、月3000円。
本来もっと高くてもいいはず。
赤字を垂れ流しながらも格安で出してくれることには感謝しかありません。
ImageFX|Google
ChatGPTの勢いに負けつつも、着実な技術力で挽回するGoogleです。
そもそもChatGPTの元になった技術は、Googleが開発したもの。
でもAIとGoogle検索のビジネス的相性が悪く、
「ちょ、まだ出したくない」とかやってる内にChatGPTに大きなリードを許したわけです。
しかしついに本気を出し始めたGoogle。
品質も高く安い。
なんとImageFXに関しては、奇跡の無料で使い放題。
AIの利用って、使った分だけお金がかかるんです。
だからGoogleが画像を奢ってくれてる状態ですね。
ImageFXの実力
一流のエンジニアが集まるGoogle。
さらにAIは「教育レベル」によって実力差が出るのですが、GoogleはAIにとって非常に良い親でして。
すくすくと成長していくエリートなわけですよ。
私自身ImageFXは使い倒してます。
安定して品質の高いものが出てきます。
アートも、人物も、イラストも、風景も、素材も。
ImageFXの弱点
しかし弱点もある。
GPT-4oはまともに会話ができるタイプなので、文字を入れたり理解するのに強い。
でもImageFXに「〜という文字をいれて」というと難しいです。
GPT-4oは日本語で「これ作って!」といっても、かなり理解してくれる。
でも英語ネイティブなImageFXは、日本語に疎い。
カタコトでは話せます的なレベル。
だから英語でプロンプト(指示文)を作るのですが、ちょっと面倒くさい。
私は英語でそのまま指示することもありますが、最近はChatGPTに作ってもらいます。
日本語で作って欲しい画像を書いて、
「これを画像生成用に英語で最適なプロンプトにして」と投げます。
そしたら一瞬で出してくれるので、それを貼り付ける。
ちょっと手間ですが、英語の方がやっぱり性能が高いんですよね。
Midjourney(ミッドジャーニー)
画像生成AIの先駆者です。
Midjourneyは画像生成AI専門の企業なので、本当に品質が高い。
特徴は「クリエイティブ」なこと。
アーティストのようなクリエイティビティを発揮してくれます。
アート性の高いイラストや画像も多い。
欠点はImageFXと同じ。
英語で指示する必要があること。
そして文字入りの画像には弱いことです。
Midjourneyは「本当に品質が高くクリエイティブなイラストや画像」を求めている人にふさわしいです。
料金
Midjourneyは無料プランがありません。
月額8ドル(約1200円)から使い始めることができます。
私のoriginalia(オリジナリア)も同じく、無料プランを作らない戦略をとっています。
無料枠ありのアプリと違い、一気に普及させることが難しいことが最大の欠点です。
ですが本当に高い品質を実現するためには、この戦略は有効なんです。
大前提ですが、アプリの提供にはお金がかかり、無償提供はできません。
多くの企業は無料で多くの人に使ってもらい、さらに拡張した機能を有料限定にします。
比率は無料ユーザーが95%、有料ユーザーが5%程度が一般的です。
つまり5%の本気で投資してまで使いたい人が、95%の無料ユーザー分の赤字も払っているんです。
これでは本気でお金を払っている人に、最大限の価値を提供できているとはいえない。
無料ユーザーの赤字で苦しい分を値段に含めているし、労力が分散してしまうんですよね。
だから無料枠を作らず有料一本にすることは、お金を払ってくれる人のために価値を最大化することなんです。
おそらくMidjourneyも似た考えを持っている部分があると思います。
有料一本だからこそ、Midjourneyは本当に品質が高い。
私も契約してましたが、本物の画家とMidjourneyが作ったアート、モノによっては見分けられないと思います。
品質が高く、クリエイティビティを求める人には最適な画像生成AIだと思います。
Adobe Firefly
Adobe Fireflyの生成画像には、目立った特徴はありません。
性能が飛び抜けて高いわけでもありません。
じゃあAdobe Fireflyの存在意義はなにか?
それは「著作権を気にしなくていいこと」です。
「ChatGPTは著作権を侵害してAIのトレーニングに使った」
そう絶賛いろんな方面から訴えられ中。
AIと著作権に関しての議論は決着がついておらず、
私たちがどの程度AI生成の画像を自由に使っていいのかもわからない。
だけどAdobe Fireflyは自社のデータと著作権フリーの画像だけでトレーニングされたAI。
「だから著作権の心配がないよ!」というポジションをとっています。
特に企業にとっては頼もしい味方ですね。
料金
月25回までは無料。
それ以上は回数に応じた値段。
月680円なら100回、1580円なら2000回、4780円なら7000回。
Canva
デザインツールのCanvaも画像生成AIを出しています。
精度は他と比較すると劣ります。
私はCanvaでデザインに使うための素材を生成するために使っています。
ここで素材を作って、背景を除去して、デザインに使うんです。
料金
Canva無料ユーザーは月50回。
月1180円〜のProユーザーは、月500回。
画像生成AIのまとめ
特徴をまとめると:
・GPT-4o:全部できる万能キャラ
・ImageFX:無料で使えて高品質
・Midjourney:アート性が高くクリエイティブ
・Adobe Firefly:著作権が安心
・Canva:デザイン用の素材に強い
私が1番使うのは、GPT-4oとImageFXです。
プロンプト(指示分)を作成したら、コピペして両方に貼り付ける。
そうやって同時に画像生成させてることが多いですね。
本当に高品質なアートを生成したいときは、Midjourneyを契約していました。
Adobe Fireflyは思い通りのものが作れず離脱。
Canvaではたまに「こういう素材ほしいな」を実現しています。
どんどん進歩していくのは間違いありません。
今はできなかったことが、一年以内に実現している可能性も高いです。
自分で試して遊んでいくのが面白いですし、1番学びになると思います。
ではでは、自分の好きそうなものから試してみてください。
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